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……やわらかっ。
人の胸を揉むことなんて滅多にない。それにいつもの私は、される側だ。今のうちに堪能しておこうと、やたらと胸を揉んでみる。
胸を揉みつつ、固くなり始めた頂に指先で触れると、敏感に反応する体。そのまま捏ねるように愛撫してもう片方の頂の周りに舌を這わせる。
ぬるぬると唾液を塗り付けるように舐めて、不意に先端をパクッと咥えると。
「 ひぁっ！……んんッ、…ふっぁ」
悲鳴のような声をあげて体がビクッと跳ねた。
咄嗟に口元を押さえる宏実さん。
抑えようとする声を引き出すように、先端を舐るように舐め上げる。
……この声ヤバイ。
背筋を悪寒のような感覚が這い回ってゾクゾクする。
今日の私はおかしいみたい。宏実さんの感じてる表情や、反応を見るだけでひどく興奮してるのが、自分でも分かる。
「 ……可愛い」
うわ言のように、無意識に唇から零れる。
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