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~吸血鬼と人間~
神「ってことはお前は人間界から来たわけか・・・」
亜「うん。っていうか・・・神威も吸血鬼な・・わけ?」
神「当たり前だろ」
ひぇ~
亜美は座っていたソファーから立ち上がり
すかさず部屋の隅に逃げ去った
神「ハァ・・・・何やってんだお前は」
神威が深いため息をもらす
亜「だだだって吸血鬼っていったら
人間を襲って生き血を飲むんでしょ・・・
私襲われたらやだし・・・痛いのやだし・・・」
亜美は部屋の隅で身をかがめて震えていた
神「・・・・とりあえず座れ」
亜「やだ怖いもん!!」
神「ハァ・・・・聞かねぇと襲うぞ。ギロッ」
神威は亜美を睨みつけた
亜美はすかさずソファーに戻りちょこんと座る
神威・・・怖い ((゚Д゚ll))
神「なんか勘違いしてるみてぇだから、
お前に俺たちの話しをしてやるよ。」
亜「勘違い・・・?」
神「ああ・・・。吸血鬼には階級があってな、
純血種の皇族・次に貴族・民族・餓鬼がいる。
吸血鬼は確かに生き血を生存食にする生き物だが
基本は血液タブレットによる補給・または家族・恋人同士の吸血で生きている。だからお前が想像するようなむやみに人間をおそって
生き血を啜るのはTabooなんだ。
まぁ中にはそーいう奴もいなくはねぇがな・・・
下級レベルに堕ちた餓鬼がそうだ。
そいつらを管理するのも
上級レベルの皇族や貴族の役目だ」
亜「そうだったんだ・・・知らなかった」
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