悲しみの愛の果て～***～

～吸血鬼と人間～

神｢亜美、絶対この部屋からでるんじゃねぇぞ････
この部屋からでて、喰われてもしらねぇからな･･｣

亜｢喰われる･･･って大袈裟な｣

神｢お前は気づいてねぇかもしれねぇが
お前からはいい匂いがする････
お前の血は吸血鬼をそそる血みてぇだからな････
狙われるぜぇ｡
喰われたくねぇなら部屋からでるなよ!!｣

そう言って神威は部屋からでていった

亜｢ちょっと!!･･･って行っちゃった･･･｣

私は部屋に一人残された
神威がくるまで何してようかな･･･
だいたい何時に帰ってくるわけ?
ていうか今何時?

窓際に行き外を眺めた

すでに夜かぁ････

夜?!
夜に学校なんてやっぱりここは魔界帝国なの?
景色もみたかんじ普通なのに･･･｡
神威は確かにめちゃくちゃ容姿がいいけど見た目は人間と変わらないし･･･｡

吸血鬼････
書物の架空生物だと思ってたんだけどな･･･｡

だいたいなんで私がこんな世界に来ちゃうはめになったんだろう････｡

亜｢ﾊｧ･･･早く帰りたい｣