置いていかれる恐怖

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『配信者さんは、亀の事、ちゃんと知ってるんですか? ちょーモテモテですよ』 『自分がモテなかったからってひがんでるんですか??』 『それは、シーーーーーだよ』 『私ったらついつい本当の事を!』 『もー配信者さんが傷つくでしょー』 『それにしても亀こないねー』 きっと嫉妬なんだろう 自分たちの方が上だとひがまれた 『亀さんなら違う配信で見たよ』 いよなちゃんのこのコメントで救われた 嵐は、去っていった 自分の配信で友達の話題と言えど自分がついていけない 会話をされるのは困る 「いよなちゃんごめんね。なんか気を使わせて」 『せっかく私たちで会話楽しんでたのに割り込まれて ついていけない会話されてもね』 ピロン また誰かがはいってきた 『こんばんは、拍手たけはなさんの紹介できました』 なんと、新感覚な挨拶 「たけの紹介なんですね ってたけ、俺の事なんていってたんですか?」 『見た目怖かったけどすごく面白くて優しくて イケボだって』 「意外と褒められてた」 『すごいしたってましたよ』 ニヤけてしまう 『私からしたらたいした事ないですけどね』 また、嫌みか いっきに悪寒が走る 『たけはなさんより歴は、長いみたいですが たけはなさんの方が愛嬌があっていいです あなたみたいな一般的な声がお好きな方も いらっしゃると思うんですが私は、ちょっと』 ぐさぐさ刺さる 『リアルで知り合いで先輩だからって推し過ぎな気がします たけはなさん、あなたに配信 誘われたのすごく嬉しかったみたいですよ けど、その恩師が人気ないんじゃ たけはなさんがかわいそうです』 なんとも言えない感情を抑えて できるだけ明るい声で 『僕の事、お嫌いなんですね お耳汚しになるのであれば出て行って もらってもいいんですよ? たけはなによろしくお伝えください』 そういうと出て行った
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