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少しだけ勇気をもって
今日も今日とて身内が集まる配信で
なんとも落ち着く
『私・・・配信してみようかな・・・・』
るるあの放った一言にみなが興奮した
「えっるる配信するの!!行きたい!!」
『行きたい!』
『絶対行く!!』
同じ聴き専だと思っていたるるあが
配信をやる事を表明した
『この配信にいると
配信するの楽しそうだなって思って』
「楽しいよ!!ちょー楽しい
るるが配信するならみんなで行くよ!ね!!」
配信者の問いかけにみんなが反応した
『行くいく!!』
『俺たちが盛り上げる!!』
本当にここの人たちは、気さくで思いやりがある
みんなに背中を押されてるるあが配信をはじめた
スタートした瞬間みんなが怒涛の様に配信に流れ込んだ
「あっ・・あっあああ
いっぱいきた!いっぱいきた!ありがと!!」
『るるあ!会いにきたよ!!』
『よっしゃーすぐ来れた!!』
どんどんコメントが流れていく
「みんなありがとう・・・こんなに来てくれると
思ってなかった」
るるあが愛されている証拠だ
それ以上に衝撃的な事に
『るるあ・・・声、かわいいね』
甘えたでゆったりと話す口調は、
フランス人形の様に愛らしく思えた
声を聴けてよかった
彼女がリスナーだけでとどまっていたら聴けていなかったその声に
みなが虜になった
男性ファンは、もちろんながら女性ファンもおおかった
「るるあ、かわいかったねー
私、あんな声、出せないよ」
『いいじゃん、いよなちゃんにはいよなちゃんの
魅力があるし俺は、いよなちゃんの声に元気もらってるよ』
「なにいてんのーーこんなおばちゃんボイス笑」
いよなちゃんとならどんな話でも笑い話にかわる
るるあには、言えない冗談もいよなちゃんには、言える
適材適所で俺の心をみたしてくれる配信者は、
本当に偉大で手放さない生活の一部だった
るるあが配信し初めてからすこし考えはじめていた
配信て楽しいのかもしれない
なつと友達になれ
いよなちゃんに元気をもらい
るるあに癒されて
彼女達も一般人、配信していない時は、社会人だったり学生だ
そんな一個人に僕は、支えられて過ごしている
もしかしたら自分にもできるのでは・・・・なんて思いはじめていた
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