5人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
第2話 地球滅亡のお知らせ
好きだと思った始まりなんて、覚えていない。
小さな頃にはもう、お隣の涼兄ちゃんが大好きで、幼い頃は、私のお姉ちゃんとお兄ちゃん、お兄ちゃんの弟の潤と一緒に遊んでいた。
私だけ、一番誕生日が遅くて、お兄ちゃんとお姉ちゃんは、同じ年を生きて、私と私よりも2つ年上の潤とは違い、高校、大学、社会人と、二人とも、ドンドン先に、大人になっていて。
ここ数年は、お兄ちゃんも、お姉ちゃんも、家に居ることが少なっていて、たまにお姉ちゃんが帰ってきた時に、お兄ちゃんも、帰ってきていて、二人とも帰ってくるタイミングが一緒なんだ、とそんな風にしか、思っていなかった。
最初のコメントを投稿しよう!