夜に立ち寄る

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今より少し 若いころは 真夜中まで吹っ飛ばせていたのに たった数年で この通り 体にガタがきちまった あの頃はよかった なんて 言いたくは無いけど こうもしょぼくなっちまうと 少しは振り返りたくなる 薄汚いところも 生臭いところも 走ってきた でも綺麗な花なんて 数えるほども咲いてなかった それが人間社会ってモンさ いつか人は絶対に 歳をとって 死んでゆく それは間違いないけどさ 無理に長生きなんてしたくないね 死ぬ時が来たら 受け入れてやろうと俺は思う どのくらい 輝けるかは そいつの頑張り次第かな もし 明日の朝日が見れたら 俺は空に誓ってやろう 俺はまだ 生きてやるって それまでは 夜よ 一緒にいてくれ。
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