真夜中

5/6
前へ
/11ページ
次へ
カーテンの隙間から 朝日を感じた。 時計を見たら朝の五時になっていた。 静寂の夜は去った。 恐る恐る携帯を見たが着信はなかった。 妻は、死神に勝った。 その瞬間に意識をなくした。 緊張の糸が一瞬きれて、 五分ほど寝ることができた。 どんなに、辛い夜でも 必ず明けない夜はない! 必ず、朝陽は昇る。 静寂な夜は死を感じ絶望したが、 朝陽は小さな勇気と希望をくれた。 辛い現実に立ち向かう力をくれた。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加