真夜中

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シャワーを浴びた水滴の音にも恐怖し 静寂は死の気配を感じさせた。 死神が徘徊しながら眺められてる気分だった。 耳を塞ぎ目を閉じて横になった。 暗闇の中に妻を思い出して涙が流れてきた 声を殺しながら泣いた。 どれぐらい、泣いただろう? それで、小さいながら覚悟をした。 それと同時に 先程まで感じた静寂の中に感じた 死の気配は消えていた。 確信なのか?小さな希望だったが、 妻は助かると確信ができた。
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