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「げたんわくんは、頑張っているから乗せていくぐらい問題ないよ。私はロリっ子しか車に乗せたくない!って伊織先生みたいなことは言わないからね」
少しだけ伊織先生をディスる瑠璃くんの親父さん。
げたんわくんは、言葉に甘えて助手席に乗る。
「でも、どうして?親父さん、旅行以外は車出さないのに……」
「特別だからだよ」
「……親父さん、むきむきにょたにも目覚めたの?」
「ちがーーう!!!!」
即否定。
なんやかんやで車が伊織先生のスタジオにつくとみんなが、外で待ち受けていた。
「げたんわくん、この前やっと誕生日を白状したろ?去年祝えなかった分、早めにお祝いさせてもらう」
伊織先生の言葉のあとにクラッカーがぱんぱんと鳴る。
「げたんわくん、これみんなで協力して作ってみたんだ」
瑠璃くんが、げたんわくんに一冊の本を渡す。
タイトルは『げたんわの酷いギャグ』
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