えぇ!?

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ガラガラガラ… 「さっ、始めるよー♪」 「お前 本当に暇だな」 「先生もでしょ」 ここ数ヶ月間。 わたしと先生は 放課後のこの教室でこうして会っている。 でも この時間は わたしが先生! 「始めるよ」 「はいはい」 この先生は なんとなんと!!! わたしの親友に恋をしているのです★☆★ でも 親友には好きな人が… ただ その相手は浮気性とゆぅかなんとゆうか… だから 先生に頑張ってもらった方が わたしは親友の為だと思って この授業を始めたのです! 「ねぇ 先生 ちゃんとわたしが言った様にやってる?」 「お前ねぇ 漫画でやってる事 まんま出来る訳ないだろ」 「やってないよね!!!やっぱりやってないよね!?」 わたしの親友は とてつもなく 少女漫画に憧れている! だから 少女漫画が教科書になるのは当たり前!!! 「教師と生徒ものならまだしも 何で学生同士なんだよ」 「あの子の今1番好きな漫画だから」 「お前ねぇ…」 ここ数ヶ月。 わたしは先生に片っ端から漫画を読ませた!!! だから もぉ実行できたら 完璧なはずなのだ!!! ドンッ 「!?」 「先生!!!そんなんで本当に良いわけ!?」 「何だよ 急に」 わたしは机を叩いて 先生に発破をかけた。 「好きなんでしょ! 」 「え」 「好きなんでしょって!」 「ぁ、あぁ」 「じゃぁ しっかり伝えて行きなよ!!!」 「しっかり伝えろって」 だんだんイライラしてきた…。 「何の為の数ヶ月よ!!!」 「お前ねぇ…」 そして わたしあるある。 イライラはやがて…悲しみになる…。 「好きなんでしょ…」 勢いは一瞬にして 消え去った…。 「お前さぁ 少女漫画 教科書にして俺に指導してきたけど お前が1番勉強不足なんじゃねーの」 「はぁ!? 調子乗んなよ!!!」 「口が悪いぞ!?♪」 放課後の先生はいつも先生として わたしに接してこなかった。 なのに 急に態度を変えて先生口調…腹が立つ。 「何の為にわたしは…」 「はぁ」 「溜め息とか まぢでウザい」 また 沸々と苛立ちが… 「俺 確かに 好きだよ」 「だから わたしは」 「お前の事が」 「はぁ!?」 「可愛くねぇ驚き方だな!!!」 「え…だって…/////」 まさかだ。少女漫画すぎて 逆に…
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