1人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
目を覚まし暗闇の中ベットから体を起こすと兄の声が聞こえた
「おはよう 起きたか 今日は少し風があるけど晴れて気持ちいい天気だぞ」
兄の眠たそうなあくび混じりの声が聞こえてくる
「お兄ちゃん 眠たそうだね 起こしてごめんなさい」
「違うよ 晴れて天気がいいと自然にあくびが出るんだ」
「それより 今日は嬉しいおしらせがあります 短い時間だけど病院の外に出られるんだ 本当は家まで行ければ良いけど この病院から少し遠いから まぁ今日は公園で...ごめんな」
「本当に公園に行けるの 本当に公園に 公園に行けるの」
興奮して僕は同じことを何度も言ってしまった
最初のコメントを投稿しよう!