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とにかくその場は収拾のつかない事態に陥っていた。
まさに修羅場…。
その場にいた連中は、あまりの事にドン引き。
彼女を連れていた連中も「ちゃんと私の事、送ってよね」とか言われてタジタジだし、彼女に夢見る男子も「彼女当分いらねぇ」とか「バスケが恋人」なんて呟く奴等もいた。
彼女…優しい子にする。
マジで可愛くて、優しくて、鈍感な癒し系の…月ヶ瀬 ?
それは不味い。
俺、おっぱい好きだし。
とにかく月ヶ瀬タイプの彼女探す。
そう心から誓った。
明後日から練習再開。
月ヶ瀬、頼んだぞ…!!
そう強く思う俺なのだった。
一方、その頃。
ネオン光る賑やかな街の中。
「…ここ、どこだろ?」
月ヶ瀬祐羽が迷子になり、途方に暮れていた。
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