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「あたしが居なかったら、立花さんとニーナさんは2人であの時、戦えた。そしたら、きっとアナタなんかには負けませんでした。あたしが足を引っ張ったから2人は‥」
あたしはフィリップに言った。
「なるほど、確かに僕がジンさん達を生かしたのにはそんな理由を言われる可能性があったからかもしれませんね。お約束しましょう。貴女には2人の死に顔を最初に見せてあげることを‥」
フィリップは腕を組みながら話した。
「別にそんな約束いりません。それに、2人は負けません」
あたしはフィリップを睨んでそう返した。
「まあいいでしょう。そもそも、ジンさんがココに辿り着けるかどうかも怪しいですし。来なければ、貴女の死体を見せに行くついでに殺しますが‥」
フィリップは挑発的な顔をして、あたしに言い放った。
「必ず立花さん達は、来ますよ。方法はわかりませんが、今頃この場所も見つけています」
あたしはフィリップに言い返した。
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