第6話:馬車と給金と見知らぬ人の優しさ

1/3
335人が本棚に入れています
本棚に追加
/278ページ

第6話:馬車と給金と見知らぬ人の優しさ

第6話 3日間はあっという間に過ぎていった。 村長の家の掃除や料理にてんてこ舞いの毎日でヘトヘトになった。 ちょうど、お手伝いさんが体を壊してしまったらしく、新しい人を探していたところとのことだった。 母が居なかったあたしは、家事はよくやっていたので、得意な方だったので何とか頑張れた。 もちろん、不安でいっぱいだったけど、意外と順応している自分に驚いた。 時々、今の状況を忘れてしまう。 ずっと前からココに居たような錯覚‥ 高校生だった自分の方が夢だったのだろうか?
/278ページ

最初のコメントを投稿しよう!