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第6話:馬車と給金と見知らぬ人の優しさ
第6話
3日間はあっという間に過ぎていった。
村長の家の掃除や料理にてんてこ舞いの毎日でヘトヘトになった。
ちょうど、お手伝いさんが体を壊してしまったらしく、新しい人を探していたところとのことだった。
母が居なかったあたしは、家事はよくやっていたので、得意な方だったので何とか頑張れた。
もちろん、不安でいっぱいだったけど、意外と順応している自分に驚いた。
時々、今の状況を忘れてしまう。
ずっと前からココに居たような錯覚‥
高校生だった自分の方が夢だったのだろうか?
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