第8話:契約と信頼と依頼人

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第8話:契約と信頼と依頼人

第8話 「取り乱して申し訳ない」 少し時間が経って、立花は頭を下げた。 「いやぁ、【自信がない】って言われちゃうと我を忘れてしまっちゃうんだよねぇ。まあ、気にしないでおいてくれ。むしろ忘れてくれ」 立花はさっきまでの調子に戻っていた。 「それでね。依頼の確認なんだけど、【君のお父さんを見つけ出して、元の世界に君を返す】でよろしいかな?」 あたしは頷いた。
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