第14話:事件と被害者とメモ

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第14話:事件と被害者とメモ

第14話 「おいっ、大丈夫か」 「医者を呼べ」 辺りが騒がしい。誰かが倒れたみたいである。 立花は、人が集まっている場所へ走って行ったのであたし達も追いかけた。 「はい、ちょっと失礼しますねぇ」 立花は人をかき分け、倒れている人に近づく。 倒れていたのは、さっきまであたし達の所にいたガルシアだった。 口から泡を吹いて、白目をむいて倒れている。 「ミスタータチバナ、これは‥」 スタンレー駆けつけると、立花に話しかけた。 「脈は無いみたいですねぇ」 立花は首を振って答えた。
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