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第16話:絶叫と拘束と宣言
第16話
立花は【あの人】達の集まっている場所に戻っていった。
「いやあ皆さんお引き止めして申し訳ありません。まだ、憲兵隊は来ていませんが我々がここから出られる時間の目処が立ちそうです」
立花の声は自信に溢れていた。
「どういうことかね?ミスタータチバナ」
スタンレーは聞き返す。
「この凄惨な殺人事件の犯人以外は、少し事情聴取すればすぐに帰れるということですよ」
立花は髭を触りながら語った。
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