Lv.2 個性豊か過ぎる仲間達

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「ねぇ、君。」 …ん? 急に後ろから肩を叩かれ、振り替えると僕の後ろの席にTHE・冒険者!みたいな格好をした男子が座っていた。 少し癖のある黒髪に茶色くクリクリとした目。腰には剣を下げている。服装的に多分初心者だろう。 「君さ、さっき入学式の時に凄い美少女ともめてた子でしょ?」 「…?!」 「君、なんか凄い人だって噂になってたよ?魔王?だったとか。僕さ、ゲーム初めたの今日だったから何もわかんないんだよねー。でさ、もしか君が良ければ友達になってくれない?」 「?!」 と、友達ぃ?!俺に友達ができる…こんなのいつぶりだ?!と言うか友達って何すればいいんだ?!何を話せばいい?! 「ダメ…かなぁ?」 うっ…そんな言い方されたら断れないじゃないかっ!!
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