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気がつけば派手なネオンと、怪しい雰囲気の建物が並び、道には玄人らしき人が溢れている。
ヤバイ通りに来てしまった。
そう思っても随分歩いていたし、後ろを見ると柄の悪い男達がたむろしており引き返せない。
早く通り抜けよう。
速足で華林が進んでいると、前方の方がただならぬ様子を見せていた。
…何?
立ち止まって見ると、ド派手なビルの前に明らかにヤバイ人影が多数と、一台の高級車を取り囲む黒の車が。
これってヤ…の人達だよね…?
華林はこれ以上は流石に怖くなり、他の民間人と同様に、離れた場所から様子を伺うことにした。
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