特別番外編『恋するモブ子のドキドキ受け付け業務』④

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「う~ん、違うと思うわよ。社長から女への扱いテキトーだったし。特定の女連れてないしね~。まっ、私みたいな素朴なビジュアルじゃぁ勝ち目はないわよ」 林は目鼻立ちのスッキリとした美人だ。 それでも太刀打ち出来ないとは…。 「…諦めますね、私」 「社長は目の保養。眼福として、ここから見つめさせて頂きましょ?」 林が華林の頭を撫でる。 「万が一、シンデレラになれる事があるかもよ~?それまでは、他のイイオトコを捕まえて女を磨いておきましょ♪」 林の言葉に華林は、大きく頷いた。 「はい!!」 そんな夢の様な日は、来ない。 華林が見かけた少年・祐羽を九条が美味しく頂き、それから夢だったら良かったのに…という波瀾の人生を歩むとは。 華林は勿論、祐羽も知らない。
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