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昔、銀河の藻屑のような奴が、真夜中帰り道
急に私に喧嘩を売ってきた。
クズ「オイ。お前、誰の道、通ってんじゃい。金払え」
私 「誰の道て、誰かの持ち物なんかい」
クズ「当たり前じゃ、オレの道に決まってるやろ」
私 「お前の道やったら、何で名前書いてないんじゃ」
クズ「何でお前に自己紹介せな、アカンのじゃい」
私 「何でて、名前書いてないから、解らんやないか」
クズ「どこに名前書いたら、分かり易いんじゃ」
私 「どこにて、道に書いとけ、くそボケっ!」
クズ「誰がくそボケじゃ、ボケッ!土井って云うんじゃ」
私 「土井の道ですって、道に書いとけや」
クズ「土井の道ですって、何で敬語使わなアカンのじゃ」
私 「何でて、何で土井は誰にでも偉そうにするんじゃ」
クズ「何でオレの名前知ってんじゃ、占い師か」
私 「そうじゃ、オレな何でも知ってるんじゃ」
クズ「何でも知ってるんやったら、何か当ててみろ」
私 「お前、道の上に、自分の名前書こうとしてるやろ」
クズ「あ、当たり。じ、自分、凄いな。魔法使えんのか」
私 「当たり前じゃ、魔法くらい使えるわ」
クズ「魔法て、どんな魔法使えるん?」
私 「1っ回だけやぞ。お前の名前 土井 やろ!」
クズ「魔法使いって、ホンマにおるんや」
実話です。
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