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ルキアとロゼは、扉に書かれている問題を確認した。
ルキア:「これは難しいな。さっぱりやわ。」
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問題
1=2、2=5、3=5、4=?、5=5、6=6、7=?、8=7、9=6、0=6
?に入る数字はいくつでしょうか?
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ルキア:「降参や。全然ひらめかへん。」
ロゼ:「わかんないのん。」
ルキア:「ベスさん、何かひらめいたか?」
ベス:「あ、わかりました。」
というと、扉に数字を入れた。そして、扉からピロピロリンと音が鳴った後、カチッと音がした。
ルキア:「扉開けるで。」
ロゼ:「開けるのん。」
扉が開くと、そこには一人の男の人が倒れていました。
ルキア:「おい、大丈夫か。あんた。」
というと、救命草で手当をしながら、冒険者セットの非常食と水を差し出しました。
クルド:「あぁ。」
と言って、起き上がれる状態になり、研究所の椅子に座り話し始めました。
クルド:「…ありがとう。助かった。途中から意識が朦朧としてきていたんだ。」
ベス:「小さな人形から声が聞こえなくなりました。」
クルド:「よもや、倒れてしまってしまうとはね。本当に助かったよ。」
ルキア:「ほんまによかったわ。無事で、ここで死なれたら後味悪いわ。何で閉じ込められたんや?」
クルド:「ここのシステムをいじっていたら、防犯システムが作動してしまったんだ。部屋の前に魔物がいただろ。その魔物に襲われそうになって、此処にロックをかけたらでられなくなったんだよ。咄嗟に小さな人形に意識を写せてよかったよ。」
ルキア:「そかそか。」
ロゼ:「よかったのん。」
クルド:「これが今回の報酬だよ。受け取ってくれ。」
ルキア・ロゼ:「ありがとう。」
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