第五十一段階 冬越しの出来ないトンボ
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安心した澤口は、コートのポケットへ手を突っ込んで歩き始めた。 ーーーシオカラトンボは、オスだけが気取った水色に姿を変える。それは単にメスの気をひくためだ。 なんて、みっともない。俺は、自分を変えたりしない。 白井のように女の気をひくために、躍起になるような男を俺は軽蔑する。
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