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「課長…っ」
「嫌?」
「嫌とかじゃなく…あ…っ」
先ほども散々弄られた胸を多月の指が捕らえた。以前より敏感に反応するようになってしまったそれを、じれったく指先で摘まむようにして擦られ、たまらない。
「仕事に支障がないようにするから。駄目?」
「駄目と確認する前にもう勝手に…んん…っ」
質問しておいて回答を得る前に口を塞ぐとはどういう魂胆だ。
というか、今言われて気づいた。数時間後には仕事があるじゃないか。
ああもう。明日仕事ができなかったら恨んでやる。
そう思いつつも、今夜だけで何度も交わしたキスをゆっくりと味わうと、もう我を忘れて抱き合っていた。
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