シン実は、怪談集。真夜中の声

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以前勤めていた書店の親会社スーパーの元同僚から  気分転換に 合コン行かないか?と誘われて 出席してみたんですよ すると どういう関係かは知らないが 例の私が入院していた某大学病院の看護師さんのグループだったんですよね で 少し前に 私が入院していた事から 結構 病院での暴露話みたいな展開になって 結構 盛り上がったんで そこで 例の「看護婦さーーーん痛いよぉ」と言う真夜中二時半の声について質問してみたんですよ すると 看護師グループで 何名か ごしょごしょ内緒話をしては 一番 年上(と言っても私たちよりは六歳くらい下の) A子さんが代表して 「これは 他では言わないでくださいね」と前置きされて 実はと語られたことは まあ 十年ほど前に ある手術で入院した患者さんが 夜中二時半頃  急に痛みを訴えては 七転八倒の苦しみぬいて 亡くなったって話なんですよ で その後 「看護婦さーーーん痛いよぉ」って声が 聞こえる人がたまにいるって話を聞きますねえ と言われて  私に向かって 「○○さんは 聞こえる方だったんですね」と A子さんに言われて あちゃー そう来るかぁって思いましたよ ちなみに そのA子さんも聞こえる方の人だったようで なにげに 連絡先 交換しては 何回かお会いしましたが。。。 その後 特に進展はしませんでしたねえ お互い そう言う体質だと ちょいきついかもなんて 当時言ってましたね まあ そんなことが 某大学病院にてありましたね この話 先の「実は、怪談集」にもちょろっと 書いたはずですが 今回の方がよりリアルに掻きました 完
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