ストロボスコープ

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 近所迷惑も考えずに叫ぶ。  少女は唇に人差し指を当てる。そしてその口は言った。  『次の来世は迎えに行くよ』  街灯の光の切れ間に少女は消える。  黒猫が闇の中に走り去った。        
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