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苦笑したジェイクの顔が下へとさがり、先走りを溢す先端を咥える。予想せずに包まれた温かく柔らかな感触に目眩がした。
「レイバン、お前なぁ……」
「あっ、ごめん……」
気付けば我慢出来ずに吐き出していた。呆れた様子のジェイクに、少し泣きそうになる。けれど次には少し荒っぽいキスがされて、余計にドキドキした。
「そんなに欲しかったのか?」
「ほ……しぃ」
懇願する様に、うわごとのように言った。首に腕を回し、抱きついてキスを強請る。受け入れられる事に安堵し、煽られるように更に。
ジェイクが分かっている様に後ろへと手を伸ばし、クニクニと押し込む。それだけでムズムズしてきてしまう。節の立つ指が入口を通り抜け、中を広げていく。
「ジェイさん、もっと欲しいっ」
「傷つけるような事はしない」
おねだりは却下。そのかわりに指が更に奥へと入り込む。指先が気持ちのいい部分を擦り上げ、足りないまでも与えられた明確な刺激に反応する。熱い吐息が漏れ、小さく喘いだ。
「もっ……もっとちょうだいよぉ」
体の内側が熱くなる。腰の奥が疼いて揺らめかせてしまう。もっと欲しくて、いい部分へと当てようとしてしまう。
「お前、本当にどれだけ欲しかったんだ」
「もう、ずっと欲しかったよぉ! ジェイさん、心配性なんだもん」
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