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1章¢黒煙火砕竜の邪竜伝説¢
僕の名前は一条 比留間(イチジョウヒルマ)
君達…さっそくだけど、黒煙火砕竜伝説を知ってるかい?
知らないって?そりゃそうだよね…
黒煙火砕竜伝説は僕が暮らしてる
地域の一部にしか語り継がれていない伝説だ
興味ないなんて言わずにさ
少し聞いてくれないか?
ん…?ふふっ…ありがとう
じゃあ、この伝説について話そう
黒煙火砕竜ってのは今からちょうど
5000年前に災厄をもたらしたドラゴンの事で
この地域いったいを焼き付くしたらしい…
だが、とある白衣の勇者が現れ
そのドラゴンを倒しそのコアをこの地域に
封印したらしいんだダイヤモンドで出来た頑丈な箱にな
コアっていうのはなんか黒い岩石の事らしい
そのダイヤモンドの箱は冥界の鎖でぐるぐる巻きにされて
地中の奥深くに埋められたらしい
勇者は黒煙火砕竜を倒した武器…
聖剣フラムベルグで箱を埋めた所を中心に魔方陣を書き
その中心に聖剣を深く突き立て先住民族達に
この場所を守るように命じたそうだ
その箱が埋まってるのはどうやら
僕が働いてる会社の裏側にある場所らしいが…
そこにはビルが立てられてるんだよな
今は使われてない廃ビルになってるけど
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