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あ、あの…屋上に見える
とがったものって…つ、爪か?
《ゴォオオオオン…》
鳴いてる!?
《オォオオオオン…》
こいつは、やべー気がする…
「…黒煙火砕竜の封印が解けてしまった…」
!?
僕:一條 比留間
「き、君は…?」
いつの間にか僕の隣に立っている
白と黒の装束を纏った青年…
仮面をつけてるから
どんな顔なのかはわからない
先住民族:リヒト
「ぼくはこの地を守ってきた
先住民族の生き残り、リヒト…」
な、なんだって!?
僕:一條 比留間
「それは、本当なのか?」
リヒトは頷く…
先住民族:リヒト
「ぼくはこの地を守りきれなかった
それまで、ぼく自身…
この地を守るという使命を忘れていたけど
ある日突然、思い出して来てみたが遅かった…
いつの間にかこんな建物まで建てられていて
ご先祖様に顔向けができない。」
仮面の青年は俯く
僕:一條 比留間
「忘れていたならしょうがないと思うけどさ…
それよりこいつを再び封印
出来る奴を捜さないとだな…!」
地響きがして再び廃ビルを見上げると
黒煙の中かから禍々しい黒竜が現れた!
《ガァオオオオン!》
喉や胸が溶岩並にどろどろに光ってる…![image=511029568.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/511029568.jpg?width=800&format=jpg)
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