1章¢黒煙火砕竜の邪竜伝説¢

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あ、あの…屋上に見える とがったものって…つ、爪か? 《ゴォオオオオン…》 鳴いてる!? 《オォオオオオン…》 こいつは、やべー気がする… 「…黒煙火砕竜の封印が解けてしまった…」 !? 僕:一條 比留間 「き、君は…?」 いつの間にか僕の隣に立っている 白と黒の装束を纏った青年… 仮面をつけてるから どんな顔なのかはわからない 先住民族:リヒト 「ぼくはこの地を守ってきた 先住民族の生き残り、リヒト…」 な、なんだって!? 僕:一條 比留間 「それは、本当なのか?」 リヒトは頷く… 先住民族:リヒト 「ぼくはこの地を守りきれなかった それまで、ぼく自身… この地を守るという使命を忘れていたけど ある日突然、思い出して来てみたが遅かった… いつの間にかこんな建物まで建てられていて ご先祖様に顔向けができない。」 仮面の青年は俯く 僕:一條 比留間 「忘れていたならしょうがないと思うけどさ… それよりこいつを再び封印 出来る奴を捜さないとだな…!」 地響きがして再び廃ビルを見上げると 黒煙の中かから禍々しい黒竜が現れた! 《ガァオオオオン!》 喉や胸が溶岩並にどろどろに光ってる…image=511029568.jpg
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