1章¢黒煙火砕竜の邪竜伝説¢

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黒竜が…こちらに視線を向けてきた! 《カラダガホシイイイ!カラダァオヨコセエエエエ!!》 うわ、喋った! 《キサマァノカラダガホシイイイ!》 え、ぼ、僕!? 先住民族:リヒト 「クソッ…きみ、早く逃げろ!」 仮面の青年が僕の前に立ち 僕は慌てて振り向きながら走り出す 《イマイマシイセンジュウミンゾクゥウウウ!! ジャァマヲスルヌァアアアア!!!》 リヒトが黒竜の爪で弾き飛ばされたよ! 木を突き抜けて向こう側に…! 必死に走ったが追い付かれたッ 《ツカァマエタァアアア!》 黒煙から伸びた爪に捕まって 僕は身動きがとれなくなり 口や鼻の穴、耳の穴から 黒煙が入ってきて呼吸ができない…!? 僕:一條 比留間 「はぁあッ…ゲフッ…はぁあッ…ゴフッ」 僕の体の中に黒煙がドンドン入ってきて 最終的には僕を捕獲した爪も霧散して僕の中に…ッ 僕:一條 比留間 「はぁあッ…グフッ…ゴホッ…ゴホッ…」 咳き込む度に口から黒煙が出る はぁはぁ…ち、力がわいてきたよ…ふははっ! 立ち上がった僕は自分の 手からのぼる黒煙を見つめた なんだこの服はよぉ!僕は黒煙に身を包み スーツを体内から発せられる熱で燃やした… マントを広げてから それに身を包み会社に向かう事にしたよimage=511029718.jpg
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