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黒竜が…こちらに視線を向けてきた!
《カラダガホシイイイ!カラダァオヨコセエエエエ!!》
うわ、喋った!
《キサマァノカラダガホシイイイ!》
え、ぼ、僕!?
先住民族:リヒト
「クソッ…きみ、早く逃げろ!」
仮面の青年が僕の前に立ち
僕は慌てて振り向きながら走り出す
《イマイマシイセンジュウミンゾクゥウウウ!!
ジャァマヲスルヌァアアアア!!!》
リヒトが黒竜の爪で弾き飛ばされたよ!
木を突き抜けて向こう側に…!
必死に走ったが追い付かれたッ
《ツカァマエタァアアア!》
黒煙から伸びた爪に捕まって
僕は身動きがとれなくなり
口や鼻の穴、耳の穴から
黒煙が入ってきて呼吸ができない…!?
僕:一條 比留間
「はぁあッ…ゲフッ…はぁあッ…ゴフッ」
僕の体の中に黒煙がドンドン入ってきて
最終的には僕を捕獲した爪も霧散して僕の中に…ッ
僕:一條 比留間
「はぁあッ…グフッ…ゴホッ…ゴホッ…」
咳き込む度に口から黒煙が出る
はぁはぁ…ち、力がわいてきたよ…ふははっ!
立ち上がった僕は自分の
手からのぼる黒煙を見つめた
なんだこの服はよぉ!僕は黒煙に身を包み
スーツを体内から発せられる熱で燃やした…
マントを広げてから
それに身を包み会社に向かう事にしたよ![image=511029718.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/511029718.jpg?width=800&format=jpg)
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