2章¢史上最強の厄災、再び¢

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営業部長 「く…!岩水!避難しろ!」 燃え盛る事務所内…居心地がとてもいい! 燃える建物のこの焦げ臭さ、最高だ 岩水 「一条…!くそっ…!」 事務所ないにいる他の奴らも出ていった 窓から外を見ると向こうの広場に 社員達が集まってこちらを見上げる 建物のが焼き崩れ 我は体を霧散させて巨大化する 《グァオオオオオオン!》 岩水 「ほら…部長! 黒煙火砕竜です!!」 我を指差す同僚、岩水…人間の体に戻った我は 焼き崩れた瓦礫の上に着地した 営業部長 「黒煙火砕竜の復活…ま、まずいぞ! ええと…確か、伝説では白衣の勇者が 黒煙火砕竜をこいつを封印したんだったな… だ、だけど…そんな勇者… この時代にはもう!」 先住民族のリヒトだ…しぶといな 先住民族:リヒト 「勇者はいる…この広い街のどこかに… 目覚めの時をまってるはずなんだ。」 なんだと、5000年前に我を封印した 勇者の末裔がいるとでも言うのか… 見つけねば…先住民族より先に その勇者を燃やして灰にしてやる まだ、勇者として目覚めてないのなら好都合 その方が…燃やしやすい! 岩水 「あ、あなたは?」 岩水が先住民族に視線を向けた 先住民族:リヒト 「ぼくはリヒト…勇者を導く者だ。」 カッコつけやがって…胸くそ悪いわ…!
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