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営業部長
「く…!岩水!避難しろ!」
燃え盛る事務所内…居心地がとてもいい!
燃える建物のこの焦げ臭さ、最高だ
岩水
「一条…!くそっ…!」
事務所ないにいる他の奴らも出ていった
窓から外を見ると向こうの広場に
社員達が集まってこちらを見上げる
建物のが焼き崩れ
我は体を霧散させて巨大化する
《グァオオオオオオン!》
岩水
「ほら…部長!
黒煙火砕竜です!!」
我を指差す同僚、岩水…人間の体に戻った我は
焼き崩れた瓦礫の上に着地した
営業部長
「黒煙火砕竜の復活…ま、まずいぞ!
ええと…確か、伝説では白衣の勇者が
黒煙火砕竜をこいつを封印したんだったな…
だ、だけど…そんな勇者…
この時代にはもう!」
先住民族のリヒトだ…しぶといな
先住民族:リヒト
「勇者はいる…この広い街のどこかに…
目覚めの時をまってるはずなんだ。」
なんだと、5000年前に我を封印した
勇者の末裔がいるとでも言うのか…
見つけねば…先住民族より先に
その勇者を燃やして灰にしてやる
まだ、勇者として目覚めてないのなら好都合
その方が…燃やしやすい!
岩水
「あ、あなたは?」
岩水が先住民族に視線を向けた
先住民族:リヒト
「ぼくはリヒト…勇者を導く者だ。」
カッコつけやがって…胸くそ悪いわ…!
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