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「神田課長、お酌させて下さい~♪」
合併後の歓迎会が開かれていた。
俺の周りには若い女の子がウジャウジャ。
香水の匂いで酒も飯も不味くなる。
「神田課長、独身ですよね。
恋人はいますかぁ?」
「40歳には見えませんよね。
お若くて、大人の色気もあって、私、立候補しちゃおうかなぁ?」
「どんな女の人が好みですかぁ?
今晩、ご一緒させて欲しいかも?」
「・・・・・・・・。」
はっきり言って俺は、女が苦手だ。
好みも何も、女というだけで必要以外話したくなかった。
「課長~♪」
こら、腕を組むな、胸を押し付けるな!
鳥肌がたつだろうが!!
「無口でクールな所も良いなあ♪」
ああ、俺、暴れても良いですか?!
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