11月 教科書忘れた

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📃📃📃📃📃📃 「ただいま。みなと」 「………みーくん……おかえり…」 な、なんだか疲れた…。 上条、機嫌がいいのか知らないけどこんな、褒めてくるなんて思わなかったし… いや、本人はそんな自覚ないのかもしれないけど…… 上条なんかに喜ばされたくない… 「みなと…勉強どう?」 「まあ…まあ?」 「良かったね」 みーくんが優しく微笑んでくれた。 みーくんの笑顔、癒されるなぁ。 みーくん、可愛いからなぁ。 ……ん? 部活終わりのみーくんが帰ってきた…? 「あ!ご、ごはん!」 も、もうご飯用意してなきゃいけない時間! 勉強してて忘れてた! 「先お風呂入る」 「わかった!その間に晩御飯用意するから!」 「ん」 みーくんがお風呂に入るのを見届けて、晩御飯の準備に取り掛かる。 まずはエプロン装着。 やっぱこれがないと気合い入らない。 今日の晩御飯はシチューにしようと思って昨日野菜とかは買っておいたし、ご飯の予約炊きは出来てるからシチューとサラダ作って終わり。 うん。 えーっとまずは野菜を…… 「おい」 人参、玉ねぎ、じゃがいも……あとほうれん草 「おい!」 あ、ソーセージも切っておこ 「おい、みなと!」 「わっ!?な、なに!?……な、なんだ…上条か……」 び、びっくりした… 急に耳元で大声出されて肩後ろに引かれたから… ……あれ、なんかこのシチュエーション今日2度目… 「お前、勝手に料理に移行するな」 「え、え??」 「全く……もう用が無いなら帰る」 「え……晩御飯、食べていかない、の…?」 せっかく三人分、作ろうと思ってたのに… それに上条に借りが溜まるの嫌だし… ご、ごはん食べ終わってからもまだ少し教えてもらいたい…とか思ってたのに…… 「帰っちゃう…の…?」
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