世界一･･･いや、宇宙一大嫌いな先輩

ええ、私だって嫌いですよ！！

｢おい、何してんだ？ノロマ。｣

恐る恐る後ろを振り返ると、そこには考えていた人物である斑鳩先輩が居た。

さっきまで居なかったのに･･･！

会う度にノロマって言われ続けられたら流石に傷つきますよまぁ、先輩には良心が１ミリも無いだろうから分からないでしょうけど。

等と考えていると斑鳩先輩は不機嫌そうな顔で私を見た。

｢ジロジロ見るんじゃねぇよ。それと、お前･･･俺が任せた仕事は終わらせたんだろうな？｣

｢仕事･･･？｣

｢書類のミスが無いか確認しろって言っただろ｣

あ･･･そう言えば、言われてたような･･･。

でも、他にやる事があったんだから良いんじゃないかと思ったが･･･やっぱり、私は先輩が大嫌いだ！

唐突にそう思ってしまった。

先輩も私の事が嫌いらしいけど私だって先輩に負けないくらいに嫌いですよ！私は性格の悪い人とは友達になれませんから！