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『魔法』
魔法とは、魔力により、魔法使いの持つ内的世界を外的世界と接続し、
周囲の空間を支配下に置き、意のままにする力のことである。
その強さ、特性等は、魔法使い自身の魔力によって変わり、
特に、個人のみに見られる『特殊魔法』はその個人しか使えない能力である。(例外もある)
しかし、魔法には幾つもの系統がある為、全ての魔法使いがこれらの法則に当てはまる訳ではない。
特に邪悪な魔法使いのなかには、未知の法則による魔法を使う者も多いようだ。
『魔法使いの世界』マギニマス・ワールドもしくはマギニマス・ユニバース
(単純に『世界』『支配空間』とも)
魔法とは魔法使いの持つ内的世界を外的世界と接続し、周囲の空間を魔法使いの支配下に置き、意のままにする力のことである、
と先の項目で述べたが
それを、より強力に具現化し、自身を中心に展開させる異空間を『魔法使いの世界』と言う。
その様相は魔法使いの心象風景に彩られ、その支配範囲は魔力の強さによって変わる。
強力な魔力によって支配した空間内においてその魔法使いは物理法則を書き換えることも出来るので『魔法使いの世界』では魔法使いはまさに神とも言える存在となるのだ。
すなわち、『存在』を支配する『真名』に対し『空間』を支配するのが『世界』なのである。
以上の説明によると随分ご大層な能力に思えるが
魔法使いマギニマスなら誰でも行使することができる力である。
勿論、その規模は個人の力量により決定される訳であるが、
『王冠持ち』到来を予言した伝説の『聖なるお方』の支配空間は広域宇宙にまで及んでいたという。
なお戦闘時などに拮抗する『世界』同士が衝突した場合は、
それぞれの世界は混じり合い『揺らぎ』が生じ、双方ともに支配力を行使できにくい状況になってしまう為、
魔法使いは己が能力を持って実力行使で相手を倒さねば、空間を完全に支配する事ができない、
ということになる。
結界に似た使い方もできるが、結界とは違い
術者を中心に展開するため 術者が移動すれば世界も移動する この点が結界と最も違う一点だろう。
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