2度目のシチュエーション

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2度目のシチュエーション

「おはよう~。お父さ~ん、お母さ~ん」 父と母が揃って、 「おはよう遊舞。って、また!!!」と言う。 アーチフィスは、 遊舞の父と母に 「おはようございます」と言った。 「ア・・・アハハハハハ・・・・・・」と遊舞は、 ぎこちなく笑った。 「昨日だけでなく今日も!!一体何なんだ!!!」と、 遊舞の父は言った。 「いや~、ちょっとまぁ、色々あってさ・・・・・・」 すると、遊舞の母が 「まぁ、良いじゃない!!この人、ちょっと変わってるけど、 言葉遣いも、とっても丁寧だし、礼儀作法だってとっても良いし、 凄く良い人そうな気がするわ!!!」 すると、遊舞の父が 「う~ん。まぁ、仕方ないな。アーチャーだっけ?」 「アーチフィスです」 「そうか。まぁ、とにかく、座って」 「はい」 「やっぱり、朝メシは大事だ。食べていきなさい」と、 遊舞の父は言った。 「すみません、昨日も今日もお世話になってしまって」 「気にする事はない。俺も、昔、子供の頃は良く 〝情けは人のためならず〟なんて言われて、良く、 〝相手が誰であろうと、 目の前に困っている人間がいたら、 絶対にほっとくな〟って、 親父やおふくろに何度も言われてたから」 「そうなんですね」 「あぁ」 すると、遊舞の母が、また、 アーチフィスに、朝ご飯をくれた。 「いただきます」 アーチフィスは、また、 遊舞や遊舞の父や母と一緒に朝ご飯を食べた。 数十分後、食べ終わった。 食べ終わった後、遊舞の母は、アーチフィスに 「今日はアーチフィスさん、どうするの?」と聞いた。 アーチフィスは、 「私は・・・・・・」と言う。 そこで、遊舞は慌てて、 「あ~!アーチフィス、行こう!!! 行ってきま~す!!!」と言い、 慌ててアーチフィスを引っ張って、家を飛び出した。 〝バタン!!!〟
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