第1話:幸せな温もりの中で

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窓からこぼれる月の微笑み 暖かいその光の中で スヤスヤと眠る貴方の顔を眺めてた 背中に回る貴方の腕 暖かい温もりの中で 幸せを噛みしめる 寝息がかかる距離 この距離に慣れるまで 2ヶ月かかった 最初は呼吸の仕方も忘れたように なってた ドキドキして 緊張して 今はこんなにも安心して 身を委ねて眠ることが出来るようになった 【幸せ】は形ではないなぁ…と 実感する。 彼の横顔を眺めて微笑んだ 真夜中 いつも暗闇が怖かった ヌイグルミを抱いて寝ていた あの頃が嘘のように 今は電気を消して 真っ暗闇に包まれても 全然怖くない 貴方がいるだけで そこにいるだけで 貴方は私にとって【光】なのかも しれない これからも照らして欲しい ずっとずっと側で 真夜中 幸せな時間
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