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「これで本当に良かったのでしょうか?」
女性は言った
実は地球の再生は、まだ一部分しか出来ていなかった。博士はその一部分だけを見て、地球が再生されたと信じて眠りについたのだ
「これしか方法はなかったんだ。これ以上は時は止めることは出来なかった。本当は宇宙から青く輝く地球を見せたかった。それは、これから僕や博士の夢を継ぐものが、時間をかけて進めていくしかないんだ」
地球が昔のように、青く輝く美しい惑星に戻るまでに、まだまだ気の遠くなるような年月がかかるだろう。
しかし、その夢を継ぐものは絶えず、人から人へと紡がれて、いつかきっとその姿を取り戻すことだろう。
その時は、博士の魂が生まれ変わり、美しい地球を見て笑顔を見せていることだろう
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