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「大丈夫ですか!しっかりして下さい!」
そんな大きな声で、僕は目を開けた
「良かった。急に倒れるからビックリしました」
僕はゆっくりと周りに目をやった
そうか
僕はシャトルで地球を見ていたのだったっけ
窓から見える地球は、やっぱりその美しさを失っていた
僕はこの惑星を再生したいと思った
今度は幻でもなんでもなく、自分の足でしっかりとあの地に立ち、あの数々の美しい風景、あの情報量の多い、クラクラしそうな風景を、実際に見てみたい
そんなこと出来るだろうか?
たくさんの人の力を借りても、僕が生きている間に出来るだろうか?
分からない
それでも!
それから僕は地球の再生に全てを注いだ
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