第1話

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第1話

私が持病の治療のために、入院していた時のこと。 向かいのベッドのおばあちゃん。 1人では動けない。 そんなおばあちゃんが、 「〇〇ちゃん!〇〇ちゃん!」と、真夜中に誰かを呼んでいる。 寝言かと思い、しばらく様子をみていると、 「誰も起きんのか。誰か!起きて!」と、ベッドをガタガタさせる。 さすがになんかヤバイな、、、。と思って、 「どうしたの?」と声をかける。 すると、 「そこのおばあさんが、しっこやらうんこやら垂れ流して寒くて震えとる。」と、私の場所を指差して言うので、 「大丈夫、そこ私のところ。おばあさんじゃないよ。」と言ったけれど、 「そこにおるがや。足が折れとる。」と、怖い発言。 「誰もいないよ。ほら。」カーテンを開けるも、 「缶の向こうに足が見えとる。」と、恐ろしい発言。
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