さよなら

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君は突然姿を消した。 今まで毎日、毎時間共に過ごしてきたのに。 …思えば助けられてばかりだった。 君がどこから愛想を尽かしたのかは概ね予想がついてるよ。 きっといつも二人で行っていた場所だ。 そこから君が居るべき場所に存在を感じなくなったことも、鈍感な自分は気が付かなかった。もう、 見えてなかったんだ…。 きっと君にもう相手はいない。ぼくだけしかいなかったのだから。 一生熱を得ることのない暗い場所で朽ちてくれ。 以上。作者が無くしたリップクリームの話でした。
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