探して

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探して

「私ノ体」 振り向くと、四肢のない少女がいた 「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」 な、何?これ めちゃくちゃビックリしたんですけど てか、何、こ、殺されるの・・・? 「すっげぇー!」 「え……?」 奈々は怖がるどころか感心してる 「いやいや、なに感心してんだよ!馬鹿かよ!」 「え?だって、すごいじゃん」 「いや、何が!!とにかく逃げるよ!」 奈々の手を引いて走る 「探セ私ノ四肢」 「だいち、うちらが四肢アソビに参加したら生きて帰れないよ!」 「マジで!?」 「そりゃそうでしょ!!考えてみなよ!おびき寄せるだけで実際ここに四肢なんてないよ!!」 「んじゃ、無理ゲーってことでやろう」 「はあ!?ばっかじゃねーの!!??」 そういう私を退けるように少女に奈々はこう言った 「ね、ね!四肢アソビしよ!」 「探してくれるの?」 普通の女の子の声だ さっきの殺気溢れた声はどこへやら 「うん!どこにあるか教えて!」 「私もよくわからないの……」 「えーーー!!」 「ただ、これだけは言えるわ」 「ん?何?」 「ひとつは音の場に ひとつはデジタルの場に ひとつは先者の場に ひとつは化学の場に すべて集まりしとき、この学校で大きな場に集めよ」 「なんか中二病〜!」 「仕方ないよ。昔の言葉なんでしょ」 ということで、やることになってしまった 「まずはどこいく〜?」 「音の場……音楽室かな」 「渚、頭いいー!」 「そんなことよりいくよー」 私は奈々と音楽室へ向かった
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