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次で最後
「次で最後だね」
奈々はそう言った
「化学の場……だっけ」
私は答える
「理科室…だよね
行こうか」
奈々は低い声でそういった
理科室に私たちは向かった
「七不思議…あるよ、ここ」
奈々はそう言った
「え……？」
怖くて震える
「動く人体模型
人間になりたくて人体模型が追いかけてくるやつ」
奈々がそう言う
「次は逃げ切れってこと……？」
疑問に思った私に奈々はこう告げた
「あ、ほら来たよ」
人体模型が走ってきた
とりあえず、アルコール！
アルコールランプで燃やした
人体模型は燃えて溶けていった
「流石だね、渚」
奈々にそう言われ、棚から落ちてきたのは左足
これで全部揃った
「体育館、行こうか」
すべてが揃えば、謎もわかるかもしれない
奈々がおかしくなってしまった謎が
「うん」
体育館へ向かった
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