7月30日

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なぜだか気持ちがざわついている。 月曜とは元来そういうものかもしれないが、なぜだろう、学生生活最後の春休みくらい焦っている。 考えてみて、今週末、検査結果が出るからだと思い出す。今回で2回目だが、慣れない。検査結果に関する研究成果やブログをチェックしてしまう。意味のないことなのに、やめられない。 私はとあるウイルスに感染している。感染の経緯、発覚について、少しずつ詳細を書いていきたいが、今日はそれよりも、不安感を緩和したい。だから、書くことにした。ルールは3つ。 1 毎日書く 2 量は1000字を超えない。超えると、嘘を書き出す 3 酔わない なぜ旅行にいきたくなるのか、彼氏に訊かれた。彼曰く、デートから帰った後など、予測不可能なタイミングで口にするらしい。 『ノルウェイの森』を久し振りに読み返したのだが、ハツミさんみたいなものだと思う。つまり少年時代の憧憬。ものすごい勢いで過ぎ去り、その渦中にあってもうまく捉えられないもの。 旅行について思い出すとき、それは何気ないいくつかの景色だ。気持ちがカラカラに乾いてる時、反対に楽しいことや感動の余韻の中にいるとき、その引き出しを開けることそのものが快楽に近い気がする。 子供の頃、身体は私を裏切らなかった。自分の理解の範疇、納得の範疇で動いてくれた。動いてくれたという意識すらなかった。信頼していた。だが今は、私は身体とは別物だと認識している。別物というより、私は身体をコントロールしながら、コントロールしきれない部分に生命を委ねている。 大学受験時代にそんなエッセイを読んで、頭では理解していたが、裏切りにあった気分だ。信頼できない器に身を委ねるのは怖い。だから観覧車も飛行機も苦手だ。 今日、精神を病んでいる子と、やり取りをする機会があった。職場の人間とやり取りするのは、苦痛なはずだ。私は昔自分の状況を直視せず、逃げた。彼は今行き着くところまで行き着いているが、逃げずに向き合っている。感動した。自分の不完全さと向き合うのはさぞかし怖いはずなのに。今の状態を克服してほしいと思う。彼がここに戻れるよう、できる限り手を貸したいと思う。 何ヶ月も振り込みをしない人に督促の連絡をした。メールは見ない、電話口でメモは取れない、郵便物はほとんど見ない、とのこと。明るい口調で。自分の駄目さに向き合わない分、苦痛も感じないのだろうか。
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