1人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
「本来なら控えは実力、経験を兼ね備えた者を選ぶが、、、」
「待って待って先生!!私出したらうちの学校100%負けるよ!?大会なんて中学新人戦数合わせで堂々の最下位なの知ってますよね!!」
言ってて情けなくなるけど事実だから包み隠さず話す。
本来のメンバーがケガをしない限り控えは必要ないけど、それでももっと適任者がいるのに。
「コーチと話し合い、近藤の可能性にかけてみることにした。従って今日から大会出場選手達との練習に加わること。いいな」
「、、、どうなっても、知りませんよ」
そんなわけで私は急遽控え選手というポジションに着いてしまった。
大会には出たいと口では言うけど、それは実力が着いてからの話であって今ではない。
最初のコメントを投稿しよう!