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時間が巻き戻るヘッドフォン
僕の名前は、柴崎新。
よく晴れた日曜日の午前中に病院で、実験に付き合うことになった。
診察室には、薬と機械が置いてある。
医者が君にこのヘッドフォンを貸してあげると、言った。
僕は、医者に聞いた。
[このヘッドフォンは、どんなヘッドフォン何ですか!? ]
......医者は、ニヤリと笑った。
[このヘッドフォンは、時間を巻き戻す事ができるんだ。ただし、使い方には、御注意をしてください]
......これは、いい。
......僕は、ニヤリと笑った。
それから僕は、学年のテストで一位になり彼女も出来た。
しかし、そう簡単には、うまくいかなかった。
桜の木の下で、僕は告白した。
しかし、僕が彼女に降られたのだ。
......『何故だと思った、僕が振られるはずないのに、彼女が大好きなのに』
やけくそになった僕は、過去に戻ろうと思い、ヘッドフォンを付ける。
『もっとだ、もっと、巻きもどれ! ]
僕が幼少の頃まで行き、ついに赤ちゃんになってしまう。
医者は、赤ちゃんになってしまった柴崎新を車で崖まで連れて行き、崖に置いた。そして、立ち去る。
[きゃああああああー! 何で? ここに、赤ちゃんがいるのよ? ]
発見した本彼女は、気絶した。
私の名前は、田中秋、柴崎君の本彼女です。
たまたま海を通り掛かった私は、赤ちゃんが崖に置かれていて、それを見て気絶してしまったのです。
『うーん』
ー私は、目を覚ますと赤ちゃんはと思った。
崖を見ると、赤ちゃんが崖の下に向かっていた。
私は、走って赤ちゃんを助けようとした。
しかし、足を踏み外して赤ちゃんと一緒に、崖の下に落ちた。
その瞬間、医者が私にヘッドフォンを投げた。
[これを付けて、みなさい]
私は、ヘッドフォンを受けとると、付ける。
すると、赤ちゃんを助けようとしていたときに時間が巻き戻る。
しかし、また崖の下に落ちた。
ー落ちる。
戻るを繰り返した。
誰か助けて。
かわいそうに、彼女は、一生落ちる。
戻るを繰り返す事になったのだ。
医者は、ニヤリと笑った。
[使い方には、御注意を]完
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