社畜という名の操り人形?

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操り人形は社畜だ。 といって、社畜の全員が操り人形として、苦しんでいるわけではない。 そうじゃないか? そんな話をしたら、お前は正気かとこちらを疑うような目で見られた。 いや、でも、考えてくれ。 世の中には、いろんな「普通の人生」がある。 いい大学に入って、いい会社に入って、いい社畜になって。 やがて家庭を持って、そのまま社畜を続けて。 やがては自分が操る側になるかもしれない。 そんな人生に嫌気がさして、脱サラする奴もいるだろう。 でも、それもまた、用意された人生なんだ。 考えてみてくれ。 社畜として一生を終える人生。 バリバリ働いてさっさと退職する人生。 色んな人生がある。 色んな行き方がある。 それはどれも「普通」と呼ばれる人生なんだ。 例え、「普通の人生」だとしても、セカイには無数の「普通」があるんだよ。 だから、さ。 今は、操られたままでいようじゃないか。 この「普通の」レールに載れたことにまずは感謝して。
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