私とおじいちゃん

小さな頃

「ねぇおじいちゃん、ねぇおじいちゃん私のおじいちゃんはどこに行ったのねぇ」

わたしはずっとそう叫んでいた。まだ3歳だった私は、何が起こったのか分からずただひたすら大好きだったおじいちゃんを泣きながら探していた。

きっと会えるとおもって・・・。

でも親戚の人は、もう会えないんだよそう教えてくれた。

それから13年がたち高校生になった。

大好きだったおじいちゃんがいなくなったのも今でも信じたくなかったけど。

でもある日、ある出来事から寂しかった私の心をみたしてくれる人がいた。