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「っ!」
「!?ビックリした。生きてた」
さっきの光景が脳裏にへばりついて気色悪い。
「あれ...生きてる?」
どうやら夢だったようだ。
よかった。
「良かったねー。カイトがいきなり連れてきたから驚いたけど、君も“ターゲット”の仲間入りしたんだね」
カイト?
それに
ターゲット?
何それ
どういうこと
ってか
「誰?」
「あれ?冷たいなー。女の子は優しくて笑顔の方が可愛いよー」
目が覚めると、そこは知らない場所で、知らない奴が居た。
今、ここにはあたしとこのウサンくさい白衣を着た男しかいない。
どう考えても、怪しい。
「そんなに警戒しなくてもいいじゃん。それより、足はまだ痛むかい?由依ちゃん」
「何であたしの名前…っいった!」
言われてからやっと足を撃たれたことを思い出した。
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